食と医療の関係性について

医食同源とは
今回は食事と医療の関係についてお話させていただきます。
当たり前ですが、
僕たちの体は全て食べたもの、飲んだものから出来ています。
当たり前すぎて深く考える方が少ないように思うのですが、
このことって大事だと思いませんか?
東洋医学には医食同源という言葉があります。
この言葉は中国の「薬食同源思想」から着想を得て、
日本で造られた言葉ですが今では中国に逆輸入されて使われているそうです。
言葉の意味としては日頃からバランスの取れた食事をとることで病気を予防し、
治療しようとする考え方で、「食べること」=「病気の予防と治療」という意味になります。
またインドの伝統医学であるアーユルヴェーダでも食事と医療は切り離せないものになっています。
「西洋医学の父」と言われている古代ギリシャの医師ヒポクラテスも
Regard your meals as medicines,
汝の食事を薬とし,
and medicines as your meals.
汝の薬は食事とせよ と
ほぼ同じような意味のことを言っています。
世界三大伝統医学といわれている中医学、アーユルヴェーダ、ユナ二医学(ギリシャ・アラビア医学)
全てにおいて遥か昔から食事と医療との関係を重要視しています。
大昔から言われ続けているように日々どんなものを食べるかということがいかに
大切だと分かっていただけたでしょうか?
不調になる原因は何か
現在の日本は飽食の時代と言われています。
季節や国に関わらず色々な食材が手に入り、食べることに困っている人はほとんどいません。
その裏返しとして十分な量が市場に供給できるよう大量生産が行われるようになった結果、
野菜や果物には農薬が使用され、家畜や養殖魚の餌に抗生物質が入れられるようになりました。
また長期の保存に耐えられるように防腐剤を使い、見た目を良くする目的で添加物が
大量に使われています。
このように日々の食事でコツコツと農薬や添加物がからだに蓄積されていけば、
すぐに症状が出てこなくても将来的に何らかの不調が出てくるということが想像できると思います。
でも不調が出てきても日々食べてきた物の積み重ねなので原因は分からないんです。
これってすごく怖いことですよね。
もちろん全ての病気や不調の原因が食べ物にあるわけではありませんが、
大きなウェイトを占めてるように思います。
最近はテレビでよく健康のためにはどの食材が良いとか、
この食材を食べれば良いとかやってますが、
基本的に摂ることにしかにフォーカスしていません。
栄養不足も体調を崩す原因ですが、栄養を摂りすぎることで体調を崩す原因になることもあります。
栄養素にはこれくらい摂取しましょうという推奨量と、
これ以上摂取するとからだに害がありますよという上限量が定められているものがあります。
上限量が決まっているものがあるということをご存知ない方の方が多いんじゃないか
と思います。
整体院freelyで出来ること
- 検査と治療を兼ねて足つぼ施術
- まずは検査と治療を兼ねて足つぼ施術を行い、
身体のどこに不調があるのかを調べます。


- 食事法の提案
- その結果によって個別に食事の内容を考えて余分な栄養を抜き、
身体の中をリセットする意味で1ヶ月間引き算の食事法を提案
させていただきます。
引き算の食事法というのは基本的にごはん、漬物、みそ汁のような
粗食です。
場合によっては※ファスティングをおすすめすることもあります。
リセット後は健康を維持するための食事や呼吸、運動法を
お伝えしています。


※ファスティング とは、断食のこと。 一定期間食べないで消化機能を休息させる事で脂肪を燃焼させデトックスもできるという今話題のダイエット方法です。
引用:forcise
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。